ど、どうしよう、、

瞬のことが好きだと思ったら
なんだかとても恥ずかしくなって
瞬に会うことができない。

うぅ、、教室入るのがなんだか辛い、

私は遠慮がちにガラリとドアを開けた

「ゆい!おはよう」

教室に入った瞬間にかけられる声。
その声の主はやっぱり瞬だった

「あ、お、おは、ょ」

恥ずかしさで最後まで言えなかった
かぁぁぁと顔が赤くなるのが分かる
うわー!もう!
なんでこんな事で恥ずかしくなってんのよー!
私が頭の中で葛藤していると
ふわりと石けんのいい匂いがして、
ふと前を見ると瞬が心配そうに私を
見ていた。
あまりの至近距離に私がさらに
顔を赤くなってしまった。

「ゆい?どうした?
顔、赤いぞ?」

瞬の右手は私の頬に触れている

「な、なんでもないよ」

ね?と私が笑ってみせると瞬は
少し考えて
ん、そっかとニコッと笑ってくれた

よかった、、、