もうすぐ、昼休みが終わる。
少しがっかりしていると、満面の笑みで友達と図書館に入って来たのは、龍だった。

「龍!」
思わず叫んだわたし。
「ん?」
振り向く龍。
「た、誕生日おめでとう!」

「お、サンキュー」

言えた!
自分にしては上出来だよね!うん!

任務を果たした自分は満足し、充実した一日を終えた