『璃斗ちゃん。あのね。私の事どう思ってるわけ??
私が神様みたいにいい人だとおもってるの??』

私は心が黒すぎる。醜くて歪んでる。

きっと璃斗ちゃんは…心が綺麗なんだろうな。

『おい、潤?? 何言ってんだ?』

『じゃあね、璃斗ちゃん。私、見たいテレビあるから。』



なかば逃げるように、私は坂道を駆け降りた。