歩く音が止まったかと思うと…


バンッ……………。

バンッ…バンッ……………。

バンッ………。バンッ…………。

バンッ……………………………………。



まるで1人に全部撃っているのかというぐらい早く銃声がなる。


唯一、わかったことは私が撃たれていない…ということ。



(私が撃たれていない…ってことは…、

海と陸も…撃たれてない………)



急激な安堵感で倒れてしまいそうになる。


私はもしかしたら海と陸が死んでしまったら…

ダメになってしまうかもしれない。


逆に海と陸が生きていれば…

自分の身を投げたって良いかもしれない…っ。



それぐらい彼らに執着している………。