「へぇ〜。それで合ってたのか‼︎

お前、凄ぇなぁ!あ…‼︎

俺!松尾 海【まつお うみ】‼︎

海って呼んでくれよ!

お前は?」


「私は…高木 未央【たかぎ みお】!

私のことは未央って呼んで!!」


「未央…、お前は…どうやってここに連れて来られたんだ?」


「私は部活から帰ってたはずなのに…

気づいたらここにいたの…」


「俺もなんだよ…陸【りく】と一緒に帰ってたらよー。

目の前が真っ暗になって…って陸はいるのかっ⁉︎」


陸…という少年のことを考え始めた海はしばらく1人で喋っていた。



「未央ちゃん…だっけ?」



海が1人で喋っているのでどうしようかな…なんて思っていたら


ある少年が話しかけてきた。