「じゃ、デートと行きますか♪」

なんていいながらゆっくりと二人のペースで歩いて行くのだった。

~玲奈side~

うわ~‼いきなり手握っちゃってるよ~‼

私は嬉しいような恥ずかしいような感情に包まれていた。

だって、男の子と手を繋ぐなんて幼稚園以来だし、ましてや大好きな人なんて………。

「ん?玲奈?どうした?顔、赤いけど……」

「あぁ~‼なんでもないよ‼今日はあっついな~ってえへへ」

「そんなに暑いか?笑」

「暑いです‼」