「寛兄⁇」


あぁ、俺の愛しい人が、俺の名前を、呼ぶ。


やっぱりダメだ。


「やっぱり、もうちょっとだけ、一緒にいてくれない⁇」


やっぱり、この子は、いい子だ。


俺のことを、考えて、「うん」って言ってくれる。




俺たちは、近くの公園に行った。