「たぶんこれで直る筈だ……みなさん♪お待たせしました~♪」


満面の笑顔でリモコンを持つシチロー。


他の3人も、そのシチローを拍手で迎え入れた。

「さすがシチロー♪見直しちゃった~♪」


「いやあ♪それほどでも~♪」


照れ笑いを浮かべながら、皆に愛想を振りまいてから、シチローがおもむろにエアコンのスイッチを入れた。


「スイッチオン!」