ベタ星人撃退大作戦
†††††††††††

翌日……


シチロー達は、車に乗って、とある民放のテレビ局へと向かっていた。


「公共の電波に乗せて、笑いをベタ星人に伝えようとは、なかなか良い考えだ♪」


ジョンが感心したように微笑んだ


「衛星生中継にすれば、全世界に映像を飛ばせるからね♪」


テレビと聞いて、後部座席の子豚とひろきは、先程から手鏡を持って化粧のチェックに余念がない。


「私、これがキッカケで“月9”のヒロインに抜擢されたらどうしよう~♪」


「あたしも、ブラピと共演になったらどうしよう~♪」


それを聞いたてぃーだが、皮肉たっぷりに呟いた。


「月9って、コメディだったかしら……?」