そう言うと、奏丞は手のひらを涼の口から離す。








肩で息をしながら涼は答える。







「しっ…らないよ……ファンの子達なんて……興…味、ない…し。知りたくないし…………」



「なのに、ファンクラブの規則なんて知ってるわけないだろ……?」