「「「涼サマ、おはようございます!!!」」」 毎朝恒例になりつつあるクラスメイト(女子)の頭に響く挨拶。 「うるさい…………」 朝から、奏丞と李夜桜という体力を全て吸い取ってしまうほどパワフルな2人の相手をしていた涼は、力なく呟いた。