『君が咲く処』

作詞・作曲 アキラ



ガーベラが咲く庭を駆け回る
小さな希望を手に
春の中で笑っていた君


朝顔が広がる庭で立ち尽くす
ウサギのように怯えながらも
目をそらさなかった君


オルゴールが導いた過去に
手を伸ばして泣いた僕
支えてくれた君の強さを
僕は忘れない



透明な朝日の下で
いつかまた帰ってくる旅人に
笑顔でお帰りと言えるように


昼も夜も
サボテンの花が咲く窓辺で
僕は空に向かって歌い続ける


オルゴールが導いた過去に
別れを告げて僕は歩く
もう僕は君を支えられるほど
強くなったよ


僕らが過ごしたときは
いつまでも輝き続けるから
寂しさを今は胸にしまって
旅立つ君の背に歌を送ろう


君は一人じゃない
僕は信じてる
その手には何もないように見えても
君が見つけたものはそこにある