白バイの人たちは、私達がおとなしくなったとでも思ったのか、周りを囲み、ゆっくりと降りて来た。
私達はバイクにのれるような体制で、こいつらがちかづくのを待つ。
よし、
「星!」
「ああ。」
バッと二人でバイクに乗り込み、エンジンをかけ、
周りを囲んでいたバイクの隙間を通り抜け、人通りの多い場所を通った。
スレスレで車をかわす。
途中、裏道に入り曲がり角をきれいにまがる。
それを繰り返し暫くしてバックミラーを確認すると私はバイクを止めた。
「すげーな。お前。」
「バイクすきだもん!」
隅にバイクをとめ星と交代する。
あーー、
楽しかった!!←