「いやだ。」





皆、何もいわず、やり取りを見つめる。





「なぜ?星さんの、婚約者は私なのよ?
それに。」






カサッ





彼女が取り出した写真。




そこには、あいつらが写っていた。




「この人たちも、今日転校してくるのよね?



この人たちが、どうなってもいいのかしら?」






…この女、頭のネジがないとおもうよ?






「はぁ…………



面倒何だよね?そんなの。」





写真の人達を知らない皆はなにがおきてるのかわからないように、私と松美風花の顔を見る。




「アナタに、この人たちは捨てれないわよね?」








全て、知ってるのかもね……この女は。







「だって、





幼なじみの、婚約者候補の方たちだものね…?」








「?!玲ちゃんの?!」