「よろしくな。
あんま緊張しなくていいから。」


馬場先輩が優しく声をかけてくれた。

他の部員のみんなも優しそう。


みんなが練習に戻った後、もう一人のマネージャーの子が声をかけてくれた。



「はじめまして!

私、佐藤うらら。よろしくね。」



明るい声で言ってきたその子は、

ゆるく巻いた長い髪を1つにまとめ、うすくメイクをした可愛い子だった。



「風乃って呼んでもいい?」


「いいよー!私は何て呼んだらいいかな?」


「うららって呼んで!!」


「わかった。」


なんか いい子そうだな。

仲良くなれそう。