「泣きたい時は泣いた方がいいよアミ」


「大丈夫もうルイに肩を貸して貰うほど弱くないから」



アミは笑顔で言った

「私ね今までは殆ど執事やメイドさんに何に対しても任せていたから今度は自分の事は自分でしようかなって思って」






自信に満ちた顔だった…

「いいんじゃないか??まぁ執事やメイドは大変だと思うけど」




「何で??」

「ほらお嬢様がそんな事したら怒られるーってさ」



まぁたいてい城のお嬢様や


王子様はこんな事

しないから絶対

言われるよね

「あ…確かに…まぁ何とかなると思うよ??」


「まぁーそうか…「失礼しますルイ様リュア王がお呼びですよ」



ぼくの言葉を遮って

ノックと同時に入って

来たのはメイドのユア

「先に行ってて」

ぼくがそう言うと

部屋から出て行った