確か…あれは…

結局ぼくが疑われてたん

だっけ?









「わ、私のケーキがなーい!?」


「どうしたの?黒羽。そんなに大きな声を出して…あなたらしくないわよ?」



アキは首を傾げながら

黒羽に問い掛ける


「アキですか…?私の…ケーキ…あの!!やっとの思いで買えたあのショートケーキを食べたのはアキですか…?」




きっとこっちを向いたら

すごい顔なのだろう…

「わ、私じゃないわよ!?私、甘いもの嫌いだし…」



アキも感づいたのか

すごく焦っている

有名だからなー

黒羽は(笑)

「じゃあ…誰ですか…?」


そう言い終わった瞬間

黒羽はアキの方に向く

「い、いやぁぁぁあ!!!」


それを見たとたん

化け物でも見たかの様な

顔をするアキ

すでに

化け物だからな(笑)