「嫌だよ…。あたしは別れるなんて嫌」
「…本当にごめん」
彼は何度も謝っていたけど
あたしはそれを受け入れられない
でいた…
やっぱりちゃんと話し合いたい
彼のケータイを鳴らすも
出てもらえず…
仕方なく彼の家に行った
別れたくないと言っても彼は頭を縦に振ろうとはしなかった
そしてあたしの視界に間宮先輩が映って…無意識だったと思う
肩を掴んで…
「あなたが、間宮要さんですよね。今さら何ですか?…あたしと恵ちゃんの間に入らないでっ」
なんてあたしが言えた義理じゃないのに…
「おいっ。こいつは関係ねーだろ。
…とにかく家に入れ」