約1時間後…
 
「やっと入れたねぇ。すごいオシャレで落ち着いた雰囲気~」
 
「ホント。こんな近くにあるなら、いつでも来れるね」
 
「…俺並ぶの嫌だ…。女ばっかで男一人もいねーなんて」
 
「「着いて来なきゃよかったんだよ」」
 
そうは言っても恵介はよほど、女の子ばかりが嫌なのかケータイをいじってつまらなそうにしてる
 
「今日はどんな感じか見に来ただけだし、食べたらすぐ帰ろう、亜子。だから少しの間だけ我慢しててね恵介」
 
「ばーか、俺にまで気使わなくていーんだよ。お前が気の済むまでいていーから」
 
「…当たり前でしょ。着いて来たのは恵介なんだから。要、ここのメニュー全制覇するよ」
 
「何だと、コラ。今井、食べすぎるとブタなるぞ。駿先輩にフラれても知らねーからな」
 
「あら、お生憎様。駿ちゃんは
あたしにベタ惚れなんだから」
 
「まぁ、まぁ二人とも…」
 
今にも取っ組み合いになりそうな二人…