…は?
「敦郎先輩にプレゼントを持ってきたのもありますけど、今日は
ちゃんと話がしたくて来たんです」
真っ直ぐに俺を見る要
「…話?」
「夏祭りの日、何であんな事を
言ったのか知りたいんです。彼女がいたからって言われたらそれでお終いですけど…。ならケータイ買った時の事は?いつもあたしを助けてくれたのは何でですか?
…あたしの事は彼女が転校してくるまでの暇つぶしだったんですか?」
声を震わせながら言う姿を見て
抱きしめたくなった
暇つぶしなんかじゃない…
俺だってあんな事
言いたくなかった
できる事ならこの先も
ずっと要と…
「…悪かったな、もっとあっさりした奴かと思ったのに。
お前との事は遊びだよ。自分で言った通り、胡桃が帰ってくるまでの暇つぶしだった。わかったら
もう帰れ、ここにいても何もしてやれない」
一緒にいたかった…