「え?やだ、早く言ってよ。
1-3間宮要です」
 
先輩いるのに恥ずかしい…
 
皆が笑ってる中、先輩の方をチラッと見るとやっぱりこっちを見てくれない
 
…先輩、あたしのこと
嫌いになったのかな
 
『…これで終わりだ』
 
 
何か
気分悪くなって来た
 
「間宮さん、顔色悪いよ。大丈夫?」
 
「…ダメかも、、」
 
ガタンッ
 
「間宮さんっ、間宮さんっ」
 
水沢くんの声が…遠くなる…
 
「先生、間宮さんがたおれた。俺保健室連れていきま「触るなっ」
 
「…山下先輩」
 
「俺が連れてく」
 
「何言ってんスカ?先輩、
彼女いるんですよね。彼女が知ったら悲しみますよ」
 
水沢の襟を掴み上げ
 
「…お前、誰に言ってんの?」
 
慌てて止めに入る先生
 
「山下、何やってんだ。もう、
お前が保健室に連れてってくれればいいから」