27日当日 どーしよぉ、何着よう 時間ない、もーすぐ先輩来ちゃうよぉ ピーンポーン 「は、はーい」 「おはよ」 うっ、朝から眩しい笑顔 「…何してんの」 「今出ます」 玄関カギをして振り返ると 「ギャッ」 目の前には敦郎先輩の顔が… 「ナチュラルメイク? かわいい」 やめて、告白するって決めたら 何だか余計に意識しちゃう 「要、顔赤い。ほら、手」 差し出された手を見ると おっきな手… ぎゅっ 「はぐれんなよ」