はぁ


なんなのよ


ホントにめんどくさいわね…………




『先程までここで美夜がいたのだろう?』

今まで和やかな雰囲気からピシャリと重い緊張感がある空気に変わった



「……えぇ。いたわよ?」


それに負けずとあたしは思ったよりも低い声がでて
お互いに緊張感がはしる






『美夜は一応ウチの子なんだから…………ちょっとくらい何か情報教えてくれませんか?』



あたしのパパは事務所にいるタレント達の事を“自分の子"と言う