「よし!また走ろっか、さくら!」
「走るー!!」
私たちは走って屋敷に戻り、
すぐさま奏の部屋の掃除を始めた。
今日は昨日よりも片付いていて、割と楽だった。
掃除が終わり、ファミレスへ行く準備をしているとき、気づいた。
あれ……奏が帰ってこない……。
遊びに行ってんのかな。
ま、気にすることでもないよね。
最近……ろくに口聞いてないし。
「じゃあ行ってくるね。」
「はーい!」
胸につっかえたものを感じないようにしながらファミレスに向かった。
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