あ、そっか。

メイドさんは他の仕事で夕ごはんの後はいないんだった。



「一人で待たせてごめん、さくら。」



「ううん。遊んでくれるの?」



「もちろん!

ピアノはないから、お絵かきする?」



「うん。私女の子の絵、上手なんだよ?」



「描いて描いて!」




確かにさくらの絵はうまかった。




「すごいね!私よりうまいかもよ?」



「おねーちゃんも描いて!」





22:00くらいまで、私とさくらはお絵かきをして遊んだ。



ちょっとだけど、遊んであげられてよかった。




22:00になって、さくらを寝かしつけた。

お風呂に入って、明日の準備を終わらせた頃には24:00になっていた。