「貴方誰。」

私に話しかけてくるなんて…不思議な人ね。
冷たく問いかける。すると

「俺?秋斗。初めまして…だな。」

「そう。…で、何の用なの?」

何度も冷たく言い返すが…

「え?お前に話しかけたかったから話しかけた。それじゃあダメか?」

「私と話したって楽しくないわ。」

そのまま私はベンチから立ち上がり
孤児院の人から貸してもらっている部屋に戻ろうとする。
すると秋斗と名乗った少年は

「俺がお前を笑顔にさせてやる。」