私は昨夜、莉緒にあの音声テープを聞かせた。
そして今は音声テープを聞かせた次の日なのだ。
教室では莉緒がチラチラと私の方を見てくる。
心配なのだろう。
“この音声テープが警察の手に渡ってないか。”
そんな事だろう。
「花音。ちょっと来なさい。」
莉緒はさっさと屋上に行く。
まあ楽しそうだから付いてきた私。
何を言われるのかと思っていると…
「何で!あんな事するの!私を苦しめないで!麻実はもういないの!思い出させないで!」
と一気言われた。…バカみたいね。これくらいで…叫ぶの?
「麻実はいない?そうかしら…もしかしたら生きているかもしれないわよ?」
ただ…貴方がそう願っているだけで。」
「えっ…!」
「まあ、秋斗さんに愛想尽かされないように頑張りなさい。」
そして今は音声テープを聞かせた次の日なのだ。
教室では莉緒がチラチラと私の方を見てくる。
心配なのだろう。
“この音声テープが警察の手に渡ってないか。”
そんな事だろう。
「花音。ちょっと来なさい。」
莉緒はさっさと屋上に行く。
まあ楽しそうだから付いてきた私。
何を言われるのかと思っていると…
「何で!あんな事するの!私を苦しめないで!麻実はもういないの!思い出させないで!」
と一気言われた。…バカみたいね。これくらいで…叫ぶの?
「麻実はいない?そうかしら…もしかしたら生きているかもしれないわよ?」
ただ…貴方がそう願っているだけで。」
「えっ…!」
「まあ、秋斗さんに愛想尽かされないように頑張りなさい。」