携帯が防水で助かった。
携帯を見ると、履歴には秋斗の電話ばかり。
驚きながら携帯の画面を見ていると、拓が私の携帯をヒョイッと取り上げ、
秋斗に電話をかけたらしい。私にも秋斗の声が聞こえるようにした。
『麻実か…!』
『誰か分からないのか。拓だけど。』
『拓!麻実を…!』
『麻実は死んだよ。あんたの彼女のせいでな。』
『ッ!』
『じゃあな。秋斗。』
え…。私死んでないよ?まあ…秋斗とは話したくないから良いけど。
私は今でも信じられない。秋斗があんな人だったなんて。失望した。
「なあ。麻実。新しい人生を歩まないか?俺と一緒に。麻実と言う名前を捨てて…俺と…」
偽名で生きるってこと?今の自分を捨てて?新しい自分を…
そしたら…秋斗や莉緒さんを苦しめられるかな。
「うん。私…別の人になってあいつ達を苦しめる。」
私は新しい人生を歩み…悪に手を染めていく
携帯を見ると、履歴には秋斗の電話ばかり。
驚きながら携帯の画面を見ていると、拓が私の携帯をヒョイッと取り上げ、
秋斗に電話をかけたらしい。私にも秋斗の声が聞こえるようにした。
『麻実か…!』
『誰か分からないのか。拓だけど。』
『拓!麻実を…!』
『麻実は死んだよ。あんたの彼女のせいでな。』
『ッ!』
『じゃあな。秋斗。』
え…。私死んでないよ?まあ…秋斗とは話したくないから良いけど。
私は今でも信じられない。秋斗があんな人だったなんて。失望した。
「なあ。麻実。新しい人生を歩まないか?俺と一緒に。麻実と言う名前を捨てて…俺と…」
偽名で生きるってこと?今の自分を捨てて?新しい自分を…
そしたら…秋斗や莉緒さんを苦しめられるかな。
「うん。私…別の人になってあいつ達を苦しめる。」
私は新しい人生を歩み…悪に手を染めていく