夜遅くに秋斗は帰ってきた。
しかも…子供の様に泣きながら。

「どうしたの?秋斗。」

そう聞いても秋斗は泣いてるだけ。
悲しい事があったのかな…
そんなことを思うと、可哀想に思えてくる。
私が助けてあげたい。

「秋斗…「部屋に戻る。」

そう言って秋斗は部屋に戻った。頼ってくれれば良いのに…
私はそんなに頼りない?
はあ…
私は一人で必死に階段を上り、部屋に戻った。