「なあ麻実。お前を刺した犯人は誰なんだ?どういう人だった?」

そんな事言ったって返事なんか戻ってこない。知ってるけど 何と無く言ってしまった。

「麻実…お願いだ。目を覚ましてくれ。」

その言葉に返事したかのように
麻実は目を覚ましたのだ。

「秋斗…」