「あっ!莉緒先輩!」


うん?



「あっ、洸矢くんだよね?」



久しぶりの洸矢くん登場!!




「はい!覚えてくれてたんすか!スッゲー嬉しい!」



「いやいや、覚えてるよ!」



「あざっす!てか、なんで莉緒先輩がここに?」


だよね…やっぱ聞かれるよね…



「いや、瑠衣斗を待ってんだよね…」



一瞬ビックリした顔をした洸矢くん



「瑠衣斗を待ってるんすか!なんで!?」



え、これ言っちゃう?

な、なんか恥ずかしいですが…



「…な、なんか、あの〜、瑠衣斗の家に誘われたというか…うん、まぁ、そんな感じ…かな…」


めっちゃ、変だったよね言い方。




また、ビックリした顔をしている洸矢くん。



「えっ!!瑠衣斗の家!?行くんすか!?瑠衣斗が誘ったんすか!?珍しいな…やるな…(ボソッ」



ちょっと最後の言葉聞き取れなかったけど…そんな驚くかな?


いや、驚くな!




「…ぅ、うん」



「気おつけてくださいね!」



「え、なにを?」



「瑠衣斗に襲われないように」



こ、洸矢くんまで…

私、襲われちゃうの?

瑠衣斗なら大丈夫だよ!









「おい!余計なこと言うなよ!洸矢」






あっ!瑠衣斗!





「余計なことじゃねぇだろ!てか、お前もよくやるな!」



「うっせ!バーカ!お前はさっさと帰れよ!」



「はいはい!帰るよ!てか、バカじゃねぇからな!」



「はいはい」


2人とも仲良いな…なんか瑠衣斗の口調がいつもとちょっと違う気がするけど…



「うっぜー。じゃ、また莉緒先輩!」



「え、あっ、うん!またね!洸矢くん!」



いきなり名前呼ばれたからビックリした。




洸矢くんは、帰っていった。