「キスしたー!」




「え?だって可愛いかったもん!」




「言ったらしないって」




「ごめんごめん」





うぅぅー!なんか年上の私が瑠衣…斗のペースにのせられてるみたい




まぁ、いんだけど。





「って事で、莉緒ちゃんは俺の事を瑠衣斗って呼んでね!」




あっ、莉緒ちゃんに戻ってる…




「え〜、どーしよっかな〜」



「じゃないと、大人っぽくなれないよ?」



うっ!




「はいはい!瑠衣斗ね!瑠衣斗でいいんでしょ!ばーか」



と、ちょっとムキになった私



瑠衣斗は、笑ってて


「そーいうとこが子供っぽいんだよな、まぁ、そーいうとこ可愛いくて好きだけどね」






可愛いとか、好きとか勘違いしちゃうじゃん!ばか瑠衣斗




「もー!なによ!だいたい瑠衣斗も後輩なんだから敬語つかいなさいよ!ばか!」




「えー?莉緒ちゃんには敬語使いたくなーい」




「なんでよー」




「先輩っぽく見えませんからね〜」



ムッキー!




「ちょっと!バカにしてー!」



と、瑠衣斗を軽く叩いた



「あはは、可愛いー」


って、髪をぐしゃぐしゃにしてきた



うぅぅー!照れるじゃん!


仕返しだ!



「ばか瑠衣斗ー!」



と、頭に手を伸ばした



けど…



「莉緒ちゃんには、とどかないよーだ」



そう、とどかなかった…


まぁ、瑠衣斗身長180はありそうだもんね




「そこは、後輩なんだからかがんでよ!」




「無理無理ー!とどかない莉緒ちゃんがダメだね!先輩なのに」



と、イタズラに笑った瑠衣斗


か、かっこいいし!





「ばかばかばーか瑠衣斗」



「はいはい」



むぅー!


そうこうしてると家についた。