「莉緒ちゃーん！」
あ、来た
「じゃーね、莉緒！
明日ちゃんと話なさいよ！」
おぉ、怖い
「はいはい、また明日ね！」
と、沙奈とバイバイした。
「よし！帰ろうか？」
「うん！」
…帰り道。
「なんか、莉緒ちゃんって先輩らしくないよね」
えっ、なにげにショック！
「えー、そーかな？」
「うん！」
そんなハッキリ言われると…
「どーしたら、大人っぽく思われるんだろ？」
「うーん、それは…」
「うん。なに？」
と、瑠衣斗くんの方に向くと瑠衣斗くんの後ろに見た事あるような顔が
あっ！
「咲人だ！」
「は？」
と、言った瑠衣斗くんはなんか冷たい。
その時、咲人も気ずいた
「おっ！莉緒じゃん！」
「うん、久しぶり?咲人」
「あー、たしかに久しぶり?」
「あはは」
「あ、前見た奴だ…彼氏？」
と、咲人は瑠衣斗くんの方を見た
「え？違うよ！瑠衣斗くんとはそんなんじゃないよ！」
私は、ちょっと嬉しかって焦って否定しちゃった。
「そーなん。まぁ、またな！莉緒」
「うん！またね！」
と、咲人とバイバイした。
