「はっ、ハモるなっ‼︎」
「おまっ…150もないの…」
「う、るさいなぁ」

なっ、だからって笑わなくたってさ‼︎

「まっ、王子にお姫様抱っこされるのにはちょうど良いくらいじゃないの⁇」

と、梨花ちゃんが言う。

「えっ‼︎⁇王子って⁇」

霜月君は言う。

「王子ってって…北見でしょ…」

って、梨花ちゃんが言った途端。

「はっ‼︎⁇」

と、大きな声で叫ぶ霜月君。

「ちょっ、うるさいよ」

と、私は注意する。

「え、だって…北見…」
「な訳ないでしょ⁇梨花ちゃんも変なこと言わないでよね⁇」

そう私が梨花ちゃんに向かって言ったら梨花ちゃんは

「なるほどね。そう言うことか」

と、わけの分からないことを一人で言っていたのでした。