立とうとしてベットから
おりて足に体重をかけた
その瞬間、痛みが足にはしって
崩れそうになった。
そしたら海澤が私の手首を
引っ張り一瞬だけ海澤の
腕の中にいたが、
すぐベットに戻された。

「落ちたときに足を
ひねったらしい。
一応シップを貼っといた。
…後、心配で病院に連れて
行ったらただの寝不足だと。
お前、ちゃんと寝てるのか?」

その心配そうな顔で
私を覗き込むのはやめて。
海澤の目も声も…
全部苦手。

「大丈夫です。立てます。
昨日少し遅くまで起きてたから
寝不足なだけです。
後、親には連絡してませんよね?」

早くここから出ないと。
この人は危ない。
そう私の脳も心も言っている。