「あ、くるみだけずりいな」



三谷くんは何故かムッとしていた。



「俺も敬語なしがいい!」



三谷くんの勢いについつい押される



「う、うん」



それにしても

こんな私が普通に喋っていいのだろうか?


喜ぶ三谷くんをくるみちゃんは微笑みながら見ていた。



チャイムがなる。

2人はそれぞれの席に着いた。