夜中の二時 プルルルル〜プルルルル… 私の携帯電話が鳴った。 寝ていた私は寝ぼけながらも電話をとり出た。 「はい…?」 「琴ちゃんかな?寝てた?」 「誰ですか…?」 「あっ…俺敬介のマブのユウタだけど…勝手に電話しちゃってわりぃな」 敬介とは別れたばかりの元彼。 ユウタくんは敬介と地元が同じで小さなときからのマブダチだったと付き合っていたとき敬介から聞いていたから存在は知っていた。