「…優子は何処?」


《優子ハ…貴方ノウシロ。》


「え?」

すると後ろに何か気配を感じた。


見てはいけない…


見てはいけない…


でも私はゆっくりと振り返った。

「ぎゃああぁぁっ!」

そこには鎌を持った優子が立っていた。


「優子でしょ!?私がわからないの?」


「ぁ…いり?」

か細い声が聞こえる。

「優子…?」

すると優子が勢いよく鎌を振りかざした。

「キャアァーッ!!!」


ザシュッ…


あぁ…首が…


「あと…何個かしら…」


この世の最後に見たのはそう呟いた優子と

笑ってる管理人だった。