古典か…。 古典は俺が得意な分野。 だから、美保に詳しくわかりやすく教える。 「あっ、そっか!なんだ、結構簡単じゃん!楸、ありがとー」 にこっと笑い、横髪を耳にかけて集中しだす美保。 またその姿にドキッと胸が高鳴る。 やばい…そろっと限界が近い。