そう1人で突っ込んで虚しくなる俺と 隣で必死に勉強している美保。 すると、「うん~っ」と唸り声が聞こえてきた。 さっきまで動いていたシャーペンが止まっていた。 「どこ?どこがわかんないんだ?」 俺はなるべく距離を置きつつ、美保の顔を覗く。