「今すぐ見た寝顔の記憶消して!」



美保はそんなことをいきなり言い出す。



「消せないよ、俺の目にしっかり焼き付いたんだから」



消してって言われても、消すことはないかもな〜



ぷくーっと頬を膨らませた美保も可愛くて思わず、頭を撫でた。



「む〜…恥ずかしいから消してよ〜」