本当は、何かあったくせに。 俺には話してくれないんだな。 なんとなく寂しくなったけど、望がいつものように接してくるから俺もいつもどおり接した。 途中で電話がなって、病室を出て行った望。 数分後に戻ってきた望は、さっきよりもはるかに顔色が悪かった。 でも、やっぱり何も答えてくれない。