「お前はどうなんだよ。」 「え?あたし?」 いきなりふられて戸惑う。 「晴兄と。一緒に過ごさねぇの。」 「明日過ごす。今日はフリーだよ。」 そう言って、クッキーを口に運ぶ。 「…じゃあさ……。」 優が静かに口を開いた。