「…望。あたしは、いつもあんたの味方だからね。」 真名がそう言って、優しく微笑んでくれる。 あたしは頷いて、頬に伝う汗を拭った。 「あたし、ちゃんと言う。自分の気持ちをはっきりさせたいから。」 あたしがそう言うと、真名も大きく頷いた。