「望。」

優がじっとあたしを見る。
「な、なによ?」

「…なんでそんな顔してんだよ。」
え?!

「なっ、元々だから仕方ないでしょ!可愛くないんだか…」
「そうじゃなくて!」

真名が横から入ってきた。手には手鏡。