更に数分後。

「よっ!なんだよ急に。て、あれ?奈子も居るじゃん。どうした?」


学生服のまま優が駆け寄ってきた。

髪からまだ汗が滴り落ちている。今日も暑いしね。

「あ、奈子があんたに用事なの。あたしはついで。」