どうしよう! 昨日二人きりだったことは言わないほうがいいよね? でも、今の流れ多分全部聞いちゃってるんじゃ…。 「あ、あの…。」 あたしがゆっくり口を開くと、晴兄があたしの頭を撫でた。 「ったく。風邪ならちゃんと連絡しないと。心配したじゃん。」