…いつもどおりの優だ。
「イヤだ。優、何させるかわからないもん。」

あたしはふん、と顔をそらす。

「そうか。じゃあ仕方ねぇな。これはお預けだな。」
え?

その声の方を見ると、優はいつの間にか手に袋を持っていた。