その途端。
「きゃっ!?」

優の髪を撫でていた手の手首をガシっと掴まれた。

「オレに感謝してるんだな?」
「お、起きてたの?」

恥ずかしい!寝てると思ってあんなこと言ったのに。

「じゃあその感謝を目に見えるようにして示せよ。」