テレビに夢中になってる2人を見て





「そろそろ出ないと、家に着くの遅くなっちゃうよ」と声をかけた。





「ねみぃ~」
「めんどくせぇ~」





・・・嫌な予感





「「泊まってくか!」」





ほら的中。息までピッタリだし・・・





「龍兄は、明日仕事でしょ!悠樹だってバイトあるんじゃないの!?」





「帰るかぁ~」
「だな」





渋々といった感じでようやく腰をあげた2人が帰る頃には、綺麗な夕焼けが沈もうとしていた。